イエライシャンの香り

ひと月ほど前にも母が出てきたんだけど
あぁ、その夢ついでに書いとこね。
母は今年の１２月に七回忌になるのね、８０年の生涯だったんだけど。

まぁ、この話はなんだか＾＾；
あまりに単純な発想でおかしいんだけどね。

四角の座卓を私と兄と従兄の兄弟と母とで囲んでる。
この従弟の弟の方は私と幼馴染で２０代で亡くなっていて
初めて出てきた＠＠

どうやら場所は田舎のお墓んとこ、、
あぁ、今思い出した！
母の実家の墓があるあたりだわ、あそこ！
そのあたりで座卓を囲んでるんだけど。
そこと場所は重なっている感じで
よく見れば私たちは座卓を囲んで浮いてた感じ。
イメージ的だからね、その墓の前の地面に座ってるわけじゃないの。

なにやら会話をしてるんだけど
記憶は母の言葉からいきなり始まった。
「幽霊はねやってくるとわかる！」という。
「えぇぇぇ？？今は幽霊はいないんだってよ」
という私に
「いや、いるよ！」と母。
「なんでわかるの？」
「あぁ、なんかくるな、、なんか変な感じだな！と思って見たら足がないよ」
私、、、その返事に、はぁ、、？
あまりの単純発想におかしくなった。

その話を聞きながら想像だったのか？夢での実際だったのか、、、
向こうから何かが母の言葉に合わせて現れ
見てみると足が見えない・・・・・・・・
あぁ、あんな感じか。。
それで終わってるんだけど。
そして今度は母は「仏壇を背にして座ってはいけない」とも言っていた。
んん？？なんであんな話してたんだろな。
昔の人が言うような。。
そんな短い夢だったの。


☆　☆

さて、昨夜の夢はね
長いこと見てたんだけど
思い出せるのは、、、、、

母は外国の青年に熱愛されている。
その彼は３０代なんだけど
スラッとしてて髪は栗色とブロンドの中間くらい。
とても感じのいい顔をしてて穏やかだ。

母はいくつくらいなんだろ、、、
たぶん死んだくらいの歳くらいの感じなのに
二人並んでる様子が
母は顔もシワがあるのだけど
とても自然で歳の差があるようには感じない程。
不思議～。。

夢の中の母は元気いっぱい。
どんどん歩くし、いっぱい動き回ってる。

とても印象的だったのは
私が歩いてるちょっと離れたとこを
気がつくと並んで母が歩いて
その歩幅の大きいこと。
母は私より更に小さくて１４５㎝くらい、、あったかなぁってくらいなんだけど
その大股が異常にはっきりとしてて
どんどん私より先へとものすごいスピードで進んでる。

昨日の母は何かしゃべるわけではないけど
思いが伝わってくる。
「同じ歩くのでもこんなふうに歩くこともできる！」
スタスタと行ってしまった母にドギマギしてる。
私はいくら歩いても追いつけない。

母は彼と一緒になってここにいたかと思うとあちらへと動いてる。
それは思うように自由で重さがない。
彼もまた自然に母と付き添っていてなんの揺らぎも見えない。
母を選んだことに全く迷いが見えない。
二人の様子が、在り方がとても自然で美しい。
何かに捕らわれることなくヒョイヒョイとエネルギーを超えていくような。
母がどんどん先を歩いてる感じに
私は娘という意識ではなく
一人の人として彼女に嫉妬を感じていた。

人の成長としての嫉妬だったんだと思う。

途中目が覚めて考えていた。
なんであの夢だったのか。

母は私に見せていたのか。
思い方、考えかた次第でこんなに違うんだよ！
とあの歩きが言ってたような。

不思議な不思議な夢だった。